推しがセンターを獲得した話
MeseMoa.初のホールツアーも終了し、蝉の声も高くなってきた今日この頃。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
先日のホールツアーでは応援合戦という新しい観客参加型の演目が加わりましたね。
観客が良いと思った演目に投票するイルミィ賞、ホール関係者などMeseMoa.を知らない方に投票をしてもらうスペシャルイルミィ賞、そして後半に加わったスペシャルイルミィさんに本日の推しを決めてもらうスペシャルパフォーマンス賞
それぞれにポイントがあるんですが、それの最終結果一位には3つのご褒美。
1 賞金10万円(リアルな数字)
2 お休み3日間
3 次のシングルのセンター&プロデュース権
「次のシングルのセンター」
「シングルのセンター」
「センター」
「センター!!!」
私は茶推しという世界に属しておりまして、いわゆる野崎弁当さんを推している一派です。
アルバム曲やc/wでセンターと言えなくもない位置にいることはありますが
シングル曲ではほぼほぼ後ろにいる推し。
でもね、私は思っていたんです。
野崎弁当がセンターに来るシングルがあったって良い。
野崎弁当から始まるブームがあったっておかしくない。
この3つのご褒美が発表されたとき、野崎さんはまだまだトップを狙える位置に付けていました。
俄然盛り上がる茶推し。
次の順位発表では野崎さんは二位、その次でも二位となり「打倒ノックン」「打倒とみたん」と気炎を上げる我々。
どの演目に入れるのが引き離せるポイントになるのか。
スペシャルイルミィ賞のコメントは「会場の盛り上がり」というものが多いので
この曲コールは全力どころか死力を尽くせ。
いやもうほんと野崎さん頼みますマジで。
などなど様々な想い願い計算を尽くして各会場で応援合戦の順位に一喜一憂しておりました。
結果の話はあとに回して今回の演目について思い出せる限り思い出しましょう。
「M」
これは正直とみたんの表現力がものすごかったんだけど、野崎さんの長音も感情を絞り出すような声も、特に後半になるほどすごかったです。歌が上手になったなぁとじんわり感じました。
「Body&Soul」
楽しいが詰まりまくった思わずこちらも乗って体を動かしてしまう演目。野崎さんは多香子でしたね。美しい。なんだろうな、とても華やかで良い意味でまとまっていなかったことが盛り上がりにつながったのかと。すごく好きだった。
「weeeek」
これも仲が良いのが前面に出ていて観てて本当に楽しかったし自然に笑顔になってしまった。後半戦も残っていて数の暴力って言われるくらいに鉄板のポイント演目だったけど、数もあるけど見ていて楽しいんだもんなぁ。ノックンが一生懸命最初の部分歌うの可愛かった。
「メグメグファイヤーエンドレスナイト」
ファイヤファイヤ! ファイヤファイヤ!ファイヤファイヤ! もっともっと!!
初めて咽るほどコールしましたね。小さかったコールがどんどん会場を重ねる毎に大きくなって静岡公演ではものすごい声量だったように思います。メンバーの煽りも良かった!燃え尽きた!
「愛なんだ」
アイドルをこの応援合戦の中では一番感じたかもしれない。野崎さんが歌いだしだったんだけどすごく声が似合っていて心地よかった。いつ聴いても心地良くて会場の中なのに広い青空みたいな声だなぁって思ってました。
「ぴんこすてぃっくLuv」
すっごく可愛い。可愛くて「あー、可愛い」って思ってるうちに終わってしまうという印象。コールの入れどころがわかんなくて盛り上がり方がわかんない(踊ってみたをあまり観ないので)うちに終わってしまって、ひたすらに「可愛い」って呟いていた。
「Love Hunter」
にゃーにゃー。……にゃーんとす!!にゃーんとす!!!おーれーのにゃんとーす!
「コ
いや、これで終わってはいけない。早口低音で歌う推しに新たな魅力を発見しました。え、こんな早口でセクシーに歌えるんですね!!
「ココロオドル」
これは本当に心踊った!!ココロオドルだった。これを観たときに野崎弁当の新たな武器を発掘する演目だったんじゃないかと思った。レディゴーのかっこいいこと。低音のラップのカッコいいこと。声をあげずにいられない、胸がドキドキしっぱなしでした。これも鉄板にポイントを獲っている演目でしたね。
「butterfly」
前半戦でとみたんの独擅場だった演目ですね。その印象があまりに強かったんですが、野崎さんがセクシーに踊り子さんをしていました。ぷんちゃんとの絡みも美しく、途中公演でまさかの脱皮(ズボンのお尻が破ける)。静岡公演で観たbutterflyは最後のポージング一瞬まで気を抜かない妖艶さでした。
そして、野崎さんが1位で優勝。
急に今まで以上に個人的な想いを書きます。
静岡公演握手で「1位取れるように頑張ってください」と言うと野崎さんはいつものようにのほほんと、でも目をキラキラさせながら「獣のように1位狙っていくから」と笑っていました。
正直、「気まイリュで1位取りたい!」って言ったぷんちゃんや白服さんのように「応援合戦1位取りたい」ってステージで宣言してくれれば茶推しはもちろん悩んでる他推しも野崎さんに投票してくれるかもしれないのになぁなんて思ってた。
その一方で、「センター取ってね」「1位狙って頑張ってください」と言い続けることが正しいことなのか悩んでいた。野崎さんにとってプレッシャーでしかないんじゃないかという気持ちと1位を取ってセンターで歌って欲しいというファンとしての願い、その葛藤は正直ずーっと持っていた。
1位を取ろうと取るまいと、センターになろうとなるまいと、野崎さんは野崎さん。私の推しは変わらない。
幕が上がり1曲目から野崎さんは全力だった。
いつも全力なんだけど、表現が違った。思いが籠っていた。
とくにBlackRoseからShadowkissは切ない想いをそのまま抱えてぶつけていくような手の差し出し方表情で耐えられなくて涙が零れた。
静岡1部の応援合戦、鉄板の「Weeeek」が「恋は気まぐれイリュージョン」に負けたときにここで落としたことが正直ショックだった。
もちろん、大喜びの白服さんぷんちゃんは微笑ましいし、これは黄推しと王国民の気持ちの強さに感心したし喜ぶ姿に感動もしたけれど。
勝負の2部Cセトリ。このCセトリは1位を争うとみたんノックンと唯一被らないセトリになっていた。
ココロオドルでは安定の盛り上がりを見せ、会場全体を沸かせていた。あとはButterfly。
美しく艶やかな蝶がいました。ビックリするくらい色気をまとっている推しにくぎ付けになりながらも必死にコールをして盛り上げた。
この2部でもBlackRoseの胸が痛くなるほどの表現(特に頭を抱える演出、切なげな歌唱)は重さを増し簡単に私の涙腺を刺激した。
楽しいのに感動で涙が零れる。そんな時間を過ごしながら応援合戦の発表へ。
1位は「ココロオドル」。大喜びしながらもポイント率の変更により倍になったスペシャルイルミィ賞が怖い。三冠取って欲しい。イルミィ賞2位でスペシャルイルミィ賞を重ねて取られたらイルミィ賞1位のポイントを上回ってしまうのだ。
静岡公演2部で1位を競っているノックンととみたんが入った演目「仮面舞踏会」がスペシャルイルミィを取ったとき、負けるかもしれないという考えがよぎった。
告白する。「一位取れなかったとしても『お疲れ様でした』ってねぎらおう。『とても良かったよ』って演目を褒めまくろう。だって本当に良かったから」そういう想いで祈りながらステージを見守っていた。
結果は先の通りである。泣きながら崩れ落ちる者、抱き合う者、ステージ上でそれをみて涙する者(某紫の君)。あの瞬間、世界が真っ白に輝いていた。
ついに夢が1つ叶った。野崎弁当のセンター曲(シングル)。
MeseMoa.ファーストシングル「muddy water」
その次のシングルは野崎弁当センター曲である。ついに、ついに。
その後、野崎さんが静岡公演始まる前からセンターを取ったらどんな曲にするか考えていたという話を人伝で聞きました。
1部後も完全に取るつもりで強い気持ちで臨んでいたことを知りました。
応援合戦。そうみんなが呼ぶ中で野崎さんはカバー「バトル」と呼んでいた。
じつはそっと勝ち取る気満々だったんですね、野崎さん。推せます。
そんな野崎さんのセンター曲、
名前を変えて飛躍を誓ったMeseMoa.の次の一歩に加速をつける最高の起爆剤になると私は信じています。
おわり