むすめん。ライブツアー初参戦から沼生活まで
初参戦から沼落ちまでを語ろう。
前回の記事で述べている通り、2014年8月東京公演の前に宇都宮公演への急遽参戦することにした私。
ここで、私が今までに熱狂的に好きになった人たちを挙げよう。
木根尚登、小沢健二、奥田民生(ユニコーン)、オードリー若林。そのほかはエレファントカシマシ、真心ブラザーズの桜井さん、山崎まさよし、BUGY CRAXONE、川本真琴。
うっすいサブカル女子!さすがロッキンオンジャパン編集部へ履歴書出して落ちただけのことあります。
そんなアイドルとは無縁の生活をしてきた私がアイドル現場へ。
アイドルなんてCD屋でバイトしていたときくらいしか触れていない。
ぼっち。さらに高年齢低身長そしてコミュ障。
情報を得るために始めたTwitterも「Twitter内引きこもり」だったため、繋がってる人も少ない。
数少ないフォロワーさんに「怖い泣きたい帰りたい」と呟き励まされる待機時間。
その後、狭さと空調設備の不具合で過酷な環境だったと振り返ることになる宇都宮ライブが始まった。現れたむすめん。8人(とみたんは体調不良でお休みでした)。
まさに「きみの目の前で僕らは生きてる」。
遠くに見える野崎さんの笑顔。
確かに聴こえる声。
動き踊り笑い歌う。
涙が一粒二粒零れた。
夢のような時間が過ぎ、お見送りがあった。新幹線の時間があったので三番目くらいに並んだ。メンバーの顔をあまり見られず足早に進む。野崎さんは最後から二番目。冷静なつもりが気持ちが溢れた。
「初めてライブ来ました。嬉しいです。大好きです」
お見送りを終えて昂る気持ちのまま東武宇都宮駅まで走った。歩くなんて出来なかった。天にも昇るような感情を持て余したのだ。
それでもまだ、アイドル沼に落ちる勇気はなくて、でも感動する気持ちを持て余し東京公演。野崎さんのソロ「ダブルラリアット」。
踊りの上手な人はたくさんいる。でも、私が踊りを観て泣いたのは野崎弁当だけです。過去も、2年経った現在でも。
その後、人生の記念にとチェキ会に参加。
膝までどっぷり沼に浸かり、そのことへの恐怖を覚えながらも、いろんなイベントで茶推しさんたちと出会い札幌公演のスタンド花企画に参加、
秋祭り後のお茶会でもっと多くの出会い、茶推しさん以外にもたくさんのむすめん。ファンの方と仲良くさせていただいた。
いつの間にやら沼に浸かるの怖いと言っていたなんて嘘のように「沼って心地いいわー。ずぶずぶ」と頭まで浸かった沼ライフ。
もちろん、むすめん。の成長やパフォーマンスも魅力的だし、野崎さんほどハマる人は私にとってはいないけど、こんなに楽しく沼生活を送っているのは仲間がいるからかなと思う。
私がZEPPの手売りをしてもらった時の野崎さんは「いつもはあおいとか、他のメンバーのサインなんですが今日は僕ですみません」と言っていた。
野崎さんから買いたくて並んでいる私に。
それが少しずつ変わっていって自信をつけていくことが嬉しかった。
そして、そのことを一緒に喜びあえる仲間がいること。
全国各地、年齢も仕事もバラバラ、出会うわけがない人たちと仲良くさせてもらい感動を分かち合い喜びあい気持ちを寄せる。
友達がたくさん出来た今、初の宇都宮を思い出す。
右も左もわからず、一人でびびって帰りたくなってた私。
だから、初参戦っぽいぼっちさんには声をかけたい。
少しでも楽しく過ごせるように。
この沼は怖くないよと伝えるために。
他のファンの方も同じかなと思う。キンブレ貸してあげたり優しい人多いから。
さて、そんな私はこの間も初参戦とおぼしき方にドキドキしながら声をかけていたわけですが、その様子を見ていた茶推し友人のコメントを載せて終わりにします。
「見てたけど、悪徳セールスか悪徳勧誘っぽかった」
友達は出来てもコミュ障は相変わらずみたいです。